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その320(2006.12.27)今年のクリスマス

『われよりほかに』を一休みしてちょっと一息。今年のクリスマスについて書きたい。

23日と24日、連続で並びにかりだされた。そう。あのゲーム機の列だ。
23日はWii、24日はDS Lite。ステラタウンのイトーヨーカドーに並んだ。
私としてはミュージカル「ガールフレンズ」の方が見たかったが、マサノリにはマサノリの主義があるようで(^^; 「ガールフレンズ」はとうとう行けなかった。DVDが出るそうだから、それを楽しみにしている。

で、結局両日とも外れてしまったが、久しぶりの並びは結構楽しかった。抽選券が配られ、その後すぐ公開抽選するという形だったのでとっても楽な並びなのだが、それだけに家族連れも多く、ついでに岩盤浴へという人たちも多かったようだ。
私たちは、23日は抽選の後は買い物をしてすぐ帰ったが、24日は抽選の後、ステラタウンの中のお店で食事をした。

それにしてもやっぱり並びって楽しいねぇ(^^) 結局クリスマスの行事としてはこれだけだったけど、それでも何となく満足な気分になれた。


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その319(2006.12.19)『われよりほかに』(その2)

また随分間が開いてしまったが、『われよりほかに―谷崎潤一郎最後の十二年』について、続きを書きたいと思う。

この本は、前半は不本意だったこと、心外だったことが比較的多く出てきている。長い秘書生活の中で、腑に落ちないこと、これだけは言っておきたいことを吐き出した感じだ。自分が関わった作品についての考えも、その当時の気持ちで書かれている。が、後半になってくると、だいぶ落ち着いてきて、作品についての考え方も前半の方で書かれたものから新たな考えが浮かんでいく様子が伺える。その代表的なものが『夢の浮橋』だ。

『夢の浮橋』は、谷崎の口述筆記の第1号の作品だ。それまでエッセイのようなものはあったが、本格的な作品としてのものはこれが初めてだった。著者はその前の源氏物語の現代語訳で京都大学から選出されたスタッフの一人として口述筆記に携わっていたが、高血圧のため谷崎の右手が利かなくなってしまったため、小説でも口述筆記をということで彼女に白羽の矢が当たった。

彼女に白羽の矢が当たるまで、谷崎は「書斎用の気楽な女の子」を探していたようなのだが、谷崎もその女性たちもいずれも長く勤めるつもりで通いだしたのに、些細なことが勘気にふれてクビになっていった。たとえば本棚の整理を命じられて全集を左から並べて失敗したり、つけていた香水が気に入らなかったり、かすかな腋臭が気に入らなかったり、そんなようなことがズラズラと並ぶ。
たまに谷崎も女性もうまくいっていると、今度は松子夫人を初めとする家族や他のお手伝いさん達がなにやら不快な気持ちになっていき、そこに引き金になるような事件が起きてクビになるということの繰返しだった。

谷崎がこういう女性を求めるようになったきっかけについて著者はいろいろ書いているが、私にはやはり『蓼喰う虫』の頃の、関西弁の指導のために大阪女専の学生を何人か秘書にしていた頃の快適な著作活動が忘れられなかったのではなかったかと思える。
当時は千代夫人で、その見事な夫人ぶりは秘書の女性たちからも人気があった。夫婦の間に問題はあったものの、それがかえっていい結果をもたらしていたともいえる。
ただ、著者が出入りしていたときは松子夫人だ。その他にも松子夫人の妹である重子さん、松子夫人の連れ子の嫁の千萬子さんなどがいらしていろいろ複雑な感情が渦巻いていたようで、そちらの方から不首尾になるということもあったようだ。それでも谷崎は最後まで「書斎用の気楽な女の子」を探すことを諦めなかったことが書かれている。
それは松子夫人の一般人の眼からしたら少し強すぎるように思える嫉妬の感情と、そういう松子夫人を小説の素材としても大切に思っているが、苦しい創作作業に「書斎用の気楽な女の子」がどうしてもほしい、新たな小説を創る刺激にもぜひ必要と思っている谷崎との長い戦いだったともいえる。

次回は『夢の浮橋』について、著者の説を交えて書きたいと思う。

(つづく)


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その318(2006.12.4)『われよりほかに』

われよりほかに―谷崎潤一郎最後の十二年その310で書いた『われよりほかに―谷崎潤一郎最後の十二年』を読み終わった。お昼の僅かな時間だけ読んでいたのでずいぶん長くかかってしまったが、なかなか面白かった。特に、谷崎の言葉がその口調そのままに書かれているのは、他の本では見たことがなかったので、「へぇ~、谷崎ってこういう話し方してたんだ」と思いながら読んだ。
谷崎は関東大震災以来関西に移住していたのだが、その後もずっと江戸商人言葉を使い続けていたんだぁという新鮮な驚きを感じた。あとがきにも、この作品の新聞に連載中に末弟終平さんが著者に送ってきた手紙に「生前の兄の肉声を聞くようだ」と書いているのだが、作品中に出てくる谷崎の言葉は、その声まで聞こえてきそうにいきいきと書かれている。
その一部を挙げると、口述筆記の際の注意として、よそ見をせずにじっとこちらを見ていてほしい、書き終わったらハイとはっきり言って、またこちらを注視してほしいと言っていたにもかかわらず、ある日

「あなたね、そんなにじっとこっちを見ないで下さい。どうも気になって仕方ないじゃありませんか」

と言われ書き終わって「ハイ」と言ったら

「そんなにいちいち返事をしなくたってよござんす。書き終ったら、黙ってこっちを向いていてくれりゃ、いいんです」

と言われて困ったという記述がある。

一方、谷崎のかわいい一面をのぞかせるものもある。もうじき夕食という中途半端な時間にお腹がすいた谷崎に、松子夫人が洋菓子店にケーキを注文したとき、それも待ちきれず、

「あんまりお腹がへったから眠くなっちまった。お菓子が来たらそ言っとくれ」

と言って寝てしまい、ケーキが届いたらしい様子が聞こえると、夢うつつの中で

「ああ、たべるよう」

とつぶやいて、そのうちにガバッと起きてきたと思ったら、立ったまま、普段は「あんなもの嫌いだよ」ということになっているバタークリームのたっぷりと載ったショートケーキを、一個ずつ両手に掴んで、むさぼりながら廊下を歩きまわり、二つとも食べ終わると、バターまみれの手をべろべろと舐めて、あとは浴衣の裾で拭いてしまったというものだ。

著者は源氏の口語訳を口述筆記した縁から谷崎の秘書の役がまわってきたが、その生真面目すぎる性格に谷崎が不満を持ち度々クビを言い渡しながらも、結局彼女しかこの難しい仕事をやり遂げることができなかった、そのお互いの微妙な気持ちや、年数を経て気心が知れてくる様子、それから、松子夫人の複雑な心理などがこの本に描かれている。「われよりほかに」というタイトルは、谷崎の

我といふ人の心はただひとりわれよりほかに知る人はなし

という和歌からとられているのだが、このタイトルの中には、谷崎がいくら女中さんを秘書に仕立て上げようとがんばっても、結局自分しかこの難しい役をこなすことはできなかったという自負が大いに含まれているように思う。

(つづく)


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その317(2006.12.4)印刷製本SNS

2日、印刷製本SNSの第1回オフ会に行って来た。印刷関係のオフ会は今までも何度か出てきたが、今回はWeb側から印刷に興味を持って入られた方も参加されて、結構話が盛り上がった。Webの動向についてかなり有益な情報も得ることが出来て、とても刺激になった。

SNS加入以来まだ日記も書いていないが、これから徐々に書いていこうかなと思っている。


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その316(2006.12.4)サッポロビールチョコレート

サッポロビールチョコレートというのをポイントサイトHESO-CLICK(トップページの広告でたまに出てくる。他にも、ここのページの下の方にある「げん玉」でもキャンペーン広告が載っている)で見つけて注文してみた。
ビールとチョコレートということで、なんだかなーと思ったが、まあ話の種にと注文したのだが、これが結構イケた。
成分を見ると、濃縮ビールと書いてある。サッポロ黒ラベルの濃縮ビールが入っているのか。ビールはチョコレートに練りこまれているのだが、あっさりした洋酒がチョコの香り付けに使われているという感じだ。ほのかな苦味がアクセントになっている。

今回は1個だけだったので、あっという間になくなってしまったが、また注文しようかな。って、太るって(^^;


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